アントレプレナー・インターンシップとは

メッセージ

大学4年間という貴重な時間を何に投資するのか?

大学4年間は長いようで短い。バイト、サークル、ゼミ、留学、学生団体、部活動、、、 やりたいことはたくさんある。やりたいことを全部やっていたら1週間や1ヶ月なんて、あっという間に過ぎ去ってしまう。

もちろん、自分の視野を広げるために、いろんなことに手をだす時期も必要だ。欲しいものを買うため、世の中を知るため、知識を習得するため。でも、自分が「これかな」と思う分野を見つけたら思い切って「一点突破」して欲しいと思う。寝ても覚めても、そのことしか考えられないくらい熱中できる、はまれる何かを見つけて欲しい。それが出来れば、がむしゃらに突き進むことでしか見えてこない何かを発見するはずだ。

それが留学であっても、学生団体であっても、ゼミであっても、バイトであってもいいと思う。大学時代にとことん何かに熱中したことがある人は魅力的だ。

ETIC.は、その「がむしゃらになれる経験」の中でも、「インターンシップ」の可能性を信じている。自分の人生を大きく変えてしまうほどのインパクトのあるインターンシップ。

どのインターン生も、インターンをする前とインターンをした後ではまったく別人のようだ。なぜ、これほどまでに人は成長できるのかと思うくらい成長している。
そして、ETIC.には15年間で2,500人のインターン卒業生が誕生している。卒業後の進路は実にさまざまだ。ベンチャー企業、大手企業、NPO、官公庁。そして、そのうち120人近くが若くして起業家や経営陣になっている。卒業生のほとんどが、属する組織やそれぞれのフィールドでリーダーシップを発揮して活躍している。

僕たちはそんな先輩の成長ストーリーをたくさん見守ってきた。だから立ち止まらないで欲しい。壁が多すぎて、まわりの声が気になって、くじけそうになるときもあるかもしれない。でも、何があっても最後までやり切って欲しい。まわりに流されず、インターン先の経営者や自分自身、そしてETIC.で出会った仲間たちを信じて。そうすれば、6ヵ月後、いまの自分では想像できないくらい成長した自分と出会えるはずだ。

ETIC.インターンシップのこだわり

ETIC.のインターンシップの最大の特徴、それは、起業家や気鋭のリーダー(アントレプレナー)のもとでの働くインターンシップだ。世の中をこうしたいというビジョンと戦略、そして誰にも負けない実行力で新しい時代を切り拓こうとする起業家のもとでのインターンシップ。

師匠となる起業家の働く姿から、学び取って欲しい。自分の人生を自分で切り拓くとはどういうことかを。世の中に新しい価値と感動を生み出す仕事をするということはどういうことかを。今まで誰も成し得なかった素晴らしい何かを組織一体となって目指すとはどういうことかを。だからETIC.のインターンシップは起業家を厳選している。インターン生にお手本を見せられる起業家しか、ETIC.には参加していない。

ETIC.のインターンシップの標準は6ヶ月。1週間や1ヶ月のインターンシップと比べてETIC.のインターンシップは期間が長い。大学との両立にも苦労をする。正直、きつい。それでも、敢えて6ヶ月やって欲しいのは訳がある。それは、インターンを通じて「成果」を出して欲しいからだ。「成果」を出すことにこだわって欲しいからだ。

大企業と比べてベンチャーは余裕がない。インターン生をお客様扱いしている暇はないのだ。とてつもないスピード感で事業が進んでいく。世の中に新しい価値を生み出すために、日々が格闘だ。だからインターン生にも「期間限定の正社員」として、会社の「パートナー」として、事業の発展に貢献することを求める。

過去にインターン期間中にこんな成果を出した学生がいた。

  • 全社営業成績の87%をたった一人で稼ぎ出した伝説の営業ウーマン。
  • ネットショップ店長として月間5,000万を売り上げ続けたインターン生。
  • 単身アジアに乗り込み、シンガポール支社を立ち上げたインターン生。
  • 中止になりかかった新規事業を、ほとんど1人でサービスインさせたインターン生。

普通では考えられない、こんな仕事を学生がやったのか?と驚かれる。しかし、実際にインターン生が出した成果だ。成果をだすために、がむしゃらに頑張る。その先に自分の成長がある。それがほんとうの意味での「成長」だと思う。自分は成長しているのか?そんな疑問を抱いているうちは成長はしていない。インターンを終えて、ふと自分が歩いてきた道を振り返ったら、めちゃくちゃ成長していた。インターン前には想像も出来なかったような成長した自分と出会えた。本当に成長をしたなと思うインターン卒業生からは、そんな声をよく聞く。成長は保障されていない。ただ、抜群に成長できるチャンスはいくらでも転がっているのがETIC.のインターンシップだ。そのチャンスを自ら掴み取れるかどうかは、君たち自身にかかっている。だから、「成果」を出すことに、とことんこだわって欲しいのだ。そんな「成果」を目指す君たちをETIC.は全身全霊で応援する。

君たちは何のために成長するのか?

最後に、君たちは何のために成長するのか?そのことをもう一度、深く考えてみて欲しい。

自分のため?もっと自分を成長させたい。高いレベルの自分と出会いたい。もちろんだ。どうせ成長するなら、抜群に成長しよう。

でも、日本という国が、世界が、新しいフィールドが君たちの成長を待ち望んでいることを忘れないで欲しい。いま、あらゆる分野で新しいリーダーが求められている。

  • 教育、福祉、環境、農業、貧困・紛争など社会的な課題の解決を目指す社会起業家
  • 最先端の技術と起業家精神で新たなビジネスを創造し続けるベンチャー企業
  • 製造業、商社、コンテンツ産業など日本を代表し、世界規模で活躍する大手企業
  • 少子高齢化、過疎化で衰退が進む地域を再生させるべく奮闘する地域の中小企業、NPO
  • 地方分権が進む中で新たな役割を期待されている官公庁

これから、こういった分野の次の時代を担っていくのは、紛れもなく、10代後半や20代前半の君たちだ。日本も坂本竜馬を始め、明治維新を実現し、新しい国の形を創ったのは20代の若者だった。そして、ソニーや松下、HONDAなど、戦後、あの廃墟の中、この豊かな日本の礎を作ったのも20代・30代の若者たちだった。いつの時代も、その若さと情熱、パワーで次の時代を切り拓いていくのは志ある若者たちだ。

現代の日本は超高齢社会、ニートやフリーターの増加、メンタルヘルスの問題、自殺者の増加、地域の衰退、大手企業の競争力の減少、貧困の連鎖、そして未曾有の大災害。いまや行政や大企業だけでは解決しきれない問題が山積している。そんな時代だからこそ、自分の人生を誰かや、何かに頼ることなく自ら切り拓き、世の中に新しい価値と感動を生み出していけるリーダーがほんとうに求められているのだ。僕たちひとりひとりが、世のため、人のために、何ができるかを考えて実行していく。一人一人の力は小さくても、その積み重ねが大きなうねりとなり、やがて世の中が変わっていく。

今ほど「何のために働くか」が問われている時代はないと思う。まだ、自分のことを考えることで精一杯かもしれない。世の中のことなんてちょっとしか分からないかもしれない。でも、もう一度、真剣に考えてみて欲しい。君たちは何のために成長するのか。インターンシップで抜群に成長した自分を、これから世の中でどう活かすのかを。