受入企業情報

東南アジアで「ジャパン・ブランド」市場を切り引け!
株式会社ウインローダー
2015/03/21 更新
未開のタイ市場をゼロから開拓する挑戦者求む!
物流業界の革命児、株式会社ウインローダーがいよいよ東南アジアの「ジャパン・ブランド市場」を切り拓く!特命海外事業担当として未開の「タイ市場」へ挑む仲間を募集!

募集要項

●ジャパン・ブランドのニーズが高い東南アジアで、日本では捨てられるモノに命を吹き込む!

まだまだ使えるけど、買い替えで使わなくなったソファー、ベッド、炊飯器、冷蔵庫。日本では使われなくなったモノでも、目覚ましい経済成長を遂げる東南アジアの各国では、高品質なジャパン・ブランドの製品に対する大きな需要が確実に存在しています。これまで、リユース・リサイクル製品の流通は国内に限られ、その流通から漏れた製品は、「粗大ごみ」として廃棄される運命にありました。もし、その「ジャパン・ブランド製品」がグローバルに展開できる仕組みが出来たとしたら?そんな新しいグローバルビジネスのカタチを手掛け、日本で捨てられるモノたちに東南アジア市場で命を吹き込もうとしているのが、物流業界屈指のイノベーター、ウインローダーです。

●仕掛人は、物流業界屈指のイノベーター

6万社を超える日本の物流会社が、軒並み貨物量の頭打ち、物流コストの削減、同業者の激増という3重の圧力に苦しむ中、ウインローダーは他との理念の違いを明確にし、事業を拡大し続けています。メーカーが物を作る時に素材を調達し、作った商品を問屋を経て小売店・消費者へと運ぶ、従来の物流とは別に、使わなくなった家具や家電をリユースする「循環型物流」を提唱、新しい物流のあり方として日本全国に展開しています。同社の「エコランド」事業は、「その人にとっては使わないものが、誰かにとっては欲しいものに変わる瞬間っていっぱいあるんだ!」 と語る、同社3代目の社長高嶋氏の想いが具現化されたもの。個人や企業からエコ回収した使わなくなったモノを自社で運営するオークションサイト「エコオク」や直営リサイクルショップ「エコランド」で販売、売れ残ったものの一部は海外で販売することで、回収品の実に7割を、廃棄することなく、リユースに繋げています。買い手が見つからなかった残りの3割も、解体して資源として活用することで、徹底してゴミゼロにこだわっています。

●タイで「ジャパン・ブランド市場」を切り拓く海外事業特命インターン

日本国内で新しい物流の在り方を切り拓いてきた同社が、いよいよ今年、その思想と仕組みをグローバルに伝播すべく本格始動します。まず切り込むのはタイ。これまで日本で使わなくなったジャパン・ブランドの家具製品を東南アジアへ輸出してきたノウハウを活かして、関連するタイの現地法人とビジネス連携をした海外事業を新しく立ち上げます。今回求めているのは、その海外事業立ち上げインターンです。現地のリサイクルショップや、現地の流通事情に詳しい専門事業会社などから情報収集をし、日本で商品を仕入れタイへ供給し、実際の店舗で販売しながら、「売れるもの・売れないもの」を分析し、タイ人のニーズを的確に見極めつつ、安定した収益が確保できるよう、試行錯誤を繰り返します。半年間のインターンシップで、立ち上げからオペレーション、マーケティングまで、新規立ち上げに関わりのある全ての業務にコミットしていただきます。そしてその先には、「ジャパン・ブランド製品」の確かな市場価値の確立と、日本発祥の「もったいない」というエコな消費文化を世界に根付かせることに繋げることを狙います。経済成長著しい東南アジアで、ゼロからビジネスの立ち上げに挑む、またとないチャレンジです。

▲ビジネス連携をしているタイ現地のリサイクルショップ。綿密な事前リサーチをもとに、実際に商品を供給しながらテストマーケを繰り返し、タイにおける確かな「ジャパン・ブランド市場」を探していきます。

▲エコ物流「エコランド」のメインサービス「エコ回収」。使わなくなった家電や家具は、1個から回収・買取可能!回収した品物は全て、ネットオークション「エコオク」に出品されます!

期待する成果 *新規事業の立ち上げからオペレーション・マーケティング戦略の運用・改善までを担い、タイにおけるウインローダーの事業発展に貢献すること。
*物流の新しいカタチである「循環型物流」を深く理解し、「もったいない」という日本的消費文化を東南アジアに根付かせること。
仕事内容

タイにおけるジャパン・ブランド市場(家具・家電)を切り拓くこと

●STEP1
今回の新規事業の立ち上げを成功させるには、ウインローダーの事業内容をよく理解していることが欠かせません。そこではじめの1~2ヶ月は、ウインローダーの中核である物流・エコ物流事業の基本構造を学ぶべく、エコ回収の現場に同行したり、提携する日本国内のリサイクルショップにおける店舗経営を行いながら、社員と行動をともにします。ここで築きあげた基礎が、後に海外事業の立ち上げ仕事を進める際に、活きてきます。また、これに並行して現地・タイの情報を仕入れ、立ち上げに向けた準備も進めていきます。

●STEP2
準備期間を終えたら、ウインローダーの東南アジア事業責任者やタイの現地法人などと具体的な業務がはじまります。ジャパン・ブランド製品の供給先であるタイ現地の方々のニーズを見極めながら、タイではどのようなジャパン・ブランド製品がマッチするのかを吟味します。仮説が立てば、タイ現地のビジネス・パートナーと連携をとりながら必要な商品の出荷を手配し、同時並行で様々なマーケティング戦略を企画・実行します。日本で通用するマーケティング戦略がそのまま通用するはずはなく、タイ特有の文化や経済状況を考慮しなければなりません。また、日本製品をタイへ輸出する際に必要な申請や品質保証などのオペレーションも緻密な設計が必要になるでしょう。現地企業との合弁事業立ち上げに必要な契約書作成なども重要な仕事です。

●STEP3
こうしてトライ&エラーを繰り返しながら仮説・検証を経て見出された「筋の良い確からしい戦略」が固まれば、いよいよ本格的に海外事業立ち上げに向けて動きます。現地のビジネス・パートナーと築いた関係性を強みとして、タイの商習慣や法律をもとに具体的な事業運営のガイドラインやインフラ整備に落とし込みます。最適なオペレーション案に沿って必要な体制なども考える必要があるでしょう。そうした課題を一つ一つクリアできたら、晴れて新規事業成立となります。新規事業スタート後も、全く売れない商品もあれば、飛ぶように売れる商品もあるでしょう。売れ行きやお客さんの反応を見ながら、商品のレパートリーやマーケティング戦略を試行錯誤し、その感覚を磨いて行きます。目指すは、現地法人立ち上げの可能性が見えてくるように、持続的に収益が確保できるまで事業を軌道に乗せることです。半年間でここまで行けたら、海外ビジネス立ち上げの立派な起業家であり、グローバル・ビジネスリーダーです!

得られる経験 ○海外市場をターゲットにしたゼロ→1のビジネスを立ち上げ、試行錯誤を繰り返す中でそれを軌道に乗せる経験
○成長著しいタイで、現地に生活する人々が、日々何を求めて、どのような暮らしを送っているのか、肌感覚で捉える経験
○世界に誇る日本的消費文化の象徴である「循環型物流」という同社の理念が、事業を通して、具現化されていく手応え
○国内・海外ともに複数の関係者をまとめ、事業を運営・フォローするマネジメント力、コミュニケーション能力を身に付ける経験
対象となる人 ○将来、海外ビジネスの立ち上げに携わりたい・又は海外で起業したいと考えている人
○変化が激しい環境の中に身を置くことが好きな人
○誰かに答えを求めるのではなく、自ら仮説を立てて動くことができ、また、計画通りに物事が進まなくても試行錯誤をしながら前に進める人
○まだまだ使える家具や製品をゴミとせず、「ジャパン・ブランド製品」として東南アジアへ流通させることにわくわくする人
○世界におけるジャパン・ブランド製品の市場を切り拓く仕事に関心があり、物流業界のイノベーションに関わりたい人
事前課題 担当コーディネーターにお尋ねください。
期間 6ヶ月間以上(担当コーディネーターとご相談ください)
勤務条件 【勤務頻度】
◎週3~5日のフルタイム
【勤務時間】9:00~21:00の間で応相談
*このほか、担当コーディネーターとの面談の際に、勤務条件に関しては相談も可能です。
勤務地 荻窪および東村山市
活動支援金 活動支援金および交通費実費支給(詳細は担当コーディネーターへ)

受入団体紹介

新しい物流構造で世界に誇る日本的消費文化を築くイノベーター

現在、日本には6万社を超える物流会社が存在します。資源の調達から、卸・流通、そして消費者への配送と、さまざまな場面で活動しています。国土交通省の資料によると、国内貨物の輸送トン数は減少しているにもかかわらず、輸送トンキロ(貨物の重さに距離を掛け合わせたもの)は増加傾向にあります。つまり、荷物は増えずに、輸送距離が伸びているのです。加えて国際的な原油高により、物流業界は厳しい競争を強いられています。通常の物流では、メーカーが物を作る時に素材を調達し、作った製品は問屋を経て小売店へ流通します。そして小売店で販売された商品が、消費者の皆様へと運ばれます。しかしこの範囲だけを担うのが物流でしょうか?新しい物流があるはずです。また「環境問題」への意識も年々と高まっています。物流会社として環境問題に貢献できる事があるはずです。わたしたちウインローダーでは、消費からさらに一歩先、リユースやリサイクルによる新しい物の流れ「エコ物流」を考えました。消費されたものを再び小売店でリユース、あるいはメーカーへ届けリサイクルすることで、廃棄物を出さない新しい物流「循環型物流」を日本全国へ展開してまいります。「もったいない」という世界に誇る日本的消費文化を新しい物流構造で確かなものとし、東南アジアへ、世界へ、「仕組み」として伝播していくのが私たちの壮大なミッションです。

▲仕事は与えられるものではなく、自らクリエイトするもの。社内では「あなたは何をしたいの?」というフレーズが飛び交いながら、明るく楽しく元気よく日々の仕事に取り組んでいます。

株式会社ウインローダー
■事業内容:
ECO×ロジスティクス事業
■設立:昭和25年1月
■代表者:高嶋民仁
■従業員数:160名(男子122名 女子38名 パート・アルバイト含む)* 平成24年3月31日現在
■資本金:5,000万円
■売上高:16億円(2012年3月)
■HP:http://www.winroader.co.jp/

経営者・スタッフ・インターン生からのメッセージ

「ECO×ロジスティクス」という化学反応を感じて欲しい!

これまでの物流業界は、「生産者と消費者を結ぶ架け橋」として成り立っていました。それだけでも素晴らしいことですが、私たちはそのことに加えて、「いらない人とほしい人をつなぐ架け橋」としての物流業としてできることがたくさんあると思っています。それは、国内のみならず、世界でも実現できます。例えば、世界の裏側ではこの瞬間にも難民の方が毛布やテントが欲しいと言っている一方、日本ではそれらが捨てられています。世界各国70億人の人たちの間で、そうした「いらない人」と「ほしい人」の懸け橋となり、地球や環境に悪影響な排出物をなくすことができればもっと素晴らしい世界になります。情報技術(IT)の力を活用し、これだけグローバルになっているのだから実現すると思いますし、もう実現しているのではないかと思います。あとはインフラの話で、それを物流会社として現実的に担えることがあると思っています。運送屋は運ぶだけ、倉庫屋は預かるだけ、という人が思う既成概念だけでなく、もっと違う枠組みで業種や規模を越えてボーダレスに、みんなで新しい未来、豊かな社会をつくっていこうということになれば、少しずつ未来は変わっていくのではないかと思います。特に経済発展著しいアジア諸国は、日本と同様に生活水準の向上にともない多くの廃材が生まれるようになるでしょう。BRICsにASEANと成長著しい地域に「ゴミが出る社会に一歩先」を問いかけ、提案する当社のビジネスは必ず大きく響くはず。「ECO×ロジスティクス」を提唱し続けて11年。そのビジネスがドキュメンタリー番組で取り上げられ、確かな事業基盤として育ちつつある今、「これから」を担うみなさんの存在が不可欠です。ぜひ、私たちと一緒に、「次なるステージの物流」を切り拓いてみませんか?

▲1974年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒業後、3年間の都市銀行勤務を経て、1999年に家業の物流会社、株式会社ウインローダーに入社。リサイクル関連の子会社を立ち上げるなど、エコ事業を推進し実績を上げる。仕事の傍ら、2002年には慶應義塾大学大学院でMBAも取得。2009年6月に父の後を引き継ぎ代表取締役社長に就任。

代表取締役社長 /  高嶋民仁
慶應義塾大学法学部、慶應ビジネススクールを卒業後、株式会社東海銀行に入行。退職後は、公共事業需給市場プロジェクト立ち上げに参画。株式会社ウインローダー取締役環境事業部長に就任。その間、米国North Carolina州Waste Industries社で管理者としてインターンを受ける。阪神大震災および台湾大震災ではボランティア活動に参加。東京都臨時清掃職員として廃棄物回収にあたった経験もある。現在は、株式会社ウインローダーにおいて物流業界に環境分野の新しいマーケットを創造すべく日夜活動を続けている。

■スタッフ/インターンの一言

ETIC.の担当スタッフから一言

■事前に調べておこう
●ウィンローダー社のウェブをよく読んでおこう。
http://www.winroader.co.jp/
●高嶋社長のBlogを読んでおこう。
http://ameblo.jp/eco-tamihito/

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