受入企業情報

教育×ITで学びのスタイルに変革を起こす注目のEdTech系スタートアップ。
株式会社サイトビジット
2015/06/01 更新
世の中に数多ある学びのシーンの中でも未だ旧態依然とした「資格試験業界」に風穴を開ける救世主、求む。
近年、これから伸びる熱い市場として世界や日本で大きな注目を集めている、教育(Education)とIT(Technology)を掛け合わせたサービス「EdTech」。業界初の仕掛けを取り入れたEdTech系スタートアップで、未だ旧態依然とした学びのシーン「資格試験市場」に根底からイノベーションを起こす仲間を募集しています。

募集要項

●新時代の「学び」のスタンダードは、教室で学ぶスタイルからオンライン学習へ

近年、教育(Education)とIT(Technology)を掛け合わせたサービス、EdTech(エドテック)が世界や日本で広がりつつあります。教育格差が大きな社会課題となっているアメリカでは既にオンライン学習・無償化が大きな潮流となっており、ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学の授業がオンラインで受講できるEdTechサービスが話題になりました。この他、プログラミング学習や、英会話学習、料理教室、フィットネスなど、今まで教室で提供されていたあらゆる領域が「オンライン化」され始めています。
アメリカに遅れて日本でも、オンライン英会話のレアジョブが上場、幼児向けサービスのスマートエデュケーションがサイバーエージェントとインフィニティ・ベンチャーズから5.5億を調達、オンライン動画学習のSchoo(スクー)が伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、インキュベイトファンド、ANRIから1.5億を調達するなど、EdTech系スタートアップがこれから伸びる、熱い市場としてベンチャーキャピタルからも注目を集めています。

●旧態依然とした「資格試験業界」の「オンライン化」で業界に風穴を開ける!

 「数ある学びの中でも、「リアルな予備校」の価格水準が極めて高く、多くの人が勉強を始めることすらままならない『資格試験業界』は変革の余地が大きい。」と話すのは同社社長の鬼頭政人氏。実際、法律関係の資格試験対策でロースクールにかかる費用は年間100万円以上で、なおかつ、合格率も数%、結局通いなおすなどで追加の費用や膨大な時間をかけてしまう人たちがほとんどというのが「資格試験市場」の現実なのです。
鬼頭氏は、「資格を持つことで『キャリアの選択肢の幅』が格段に広がる、資格試験学習のオンライン化により、お金に余裕がなくても、近くに予備校がなくても、志のある人に道は開かれるべき」と語ります。目指すは、「誰もが、いつでも、どこでも資格試験対策を受けられるようにする」こと。真に「教育の機会均等」を実現するべく、旧態依然とした「資格試験業界」の「オンライン化」で業界に風穴を開けようとしているのが、2013年末に立ち上がったばかりのスタートアップ、サイトビジット社なのです。

●学習のポイントは独学の「効率化」とモチベーションの「継続」
 資格試験学習、最大の課題を徹底的に科学し、リアルを超えるオンライン学習を実現する!

そんな鬼頭社長が立ち上げたのが人気講師の授業や学習サービスをオンラインで従来よりも圧倒的低価格で受けられるEdTechサービス「資格スクエア」です。現在、「資格スクエア」では資格を取得することでキャリアの選択肢を広げることが可能になる司法試験、司法書士、行政書士、社労士、弁理士を始め、22個の資格をカバーしています。「学習のポイントは"独学の効率化"と"モチベーションの継続"にあり。」と話す鬼頭社長は、ご自身も最難関の司法試験を、ほぼ独学で取得した「資格試験」の達人。EdTech系サービスは、単に教室の授業をオンライン化すればいい訳ではなく、「学びの設計」が成否を分けると言われています。
資格スクエアでは、鬼頭社長の資格試験の経験とウェブサービス・テクノロジーの利点を最大限生かし、効率的に独学が出来るオンライン機能を次々と導入。また業界では初めて、教室で授業を受け、自宅で課題に取り組むという一般的な
リアルな予備校の学習形態とは逆の形を取り、オンライン講義を受講した後、実際に教室に足を運び、講師や他の生徒と過去問やオリジナル問題を解いたりすることで、継続して学ぶモチベーションを維持させたりと、リアルとバーチャルを組み合わせながら、これまでと全く異なる新たな学習システムを日々、開発し続けています。
この「新たな学びのスタイル」を鬼頭社長のもとで徹底的に科学し続ける試行錯誤の経験こそが、将来、「IT」と「教育」の分野で起業を志す人にとっては、最大の武器になるはずです。将来の資格試験学習、ひいては資格の枠を超えた世の中の「学習」という行為そのものの形を変えるチャレンジを一緒に取り組んでくれる仲間を募集します!

期待する成果 教育の機会均等を目指し、リアルとバーチャルを駆使したコンテンツマーケティングを通じて、学びのスタイルを覆す革新的な同社のサービスを世の中に広めユーザーをより多く獲得すること。
仕事内容

*リアルとバーチャルを駆使したコンテンツマーケティングに関わる業務全般。

●STEP1:自社サービスの理解を深め、資格試験対策市場の動向やユーザー感覚をつかむ。
 最初の1~2ヶ月、先輩や社長のアシスタント業務、実際のユーザーや人気講師の方々へのヒアリング・インタビューなどを通じて、具体的にどんなことに困っていてどんなニーズがあるのか、どんな伝え方をするユーザーの心に響くのかなど、ユーザー目線を培って頂きます。加えて、自社サービスの特徴を掴むのも大切な仕事です。自社サービスのメリット、デメリットは何か。他社に優位性を発揮しているキラーコンテンツになっているのは何かなど、市場環境や競合環境などとセットで自社サービス・事業についての理解を深めていきます。

●STEP2:リアルとバーチャルを組み合わせたマーケティングの全体設計から具体実行までを推進
 自社サービスの理解やユーザー感覚を一通り掴んだら、STEP1と並行して徐々に人気講師の方や同社先輩スタッフおよび鬼頭社長と具体的なマーケティング業務がはじまります。ユーザーのニーズを見極め、どのようなクッション(=コンテンツ)を用意すれば、「知っているだけのユーザー」から「利用しているユーザー」へと変えることができるのか、そもそも知らない人にいかに知ってもらうのかの戦略仮説を立て、トライ&エラーを繰り返しながら、同社のマーケティングの「勝ちパターン」を築いていきます。また、リアルコンテンツとして、イベントやキャンペーを仕掛ける際には、イベント運営のオペレーションを組んだり、イベントスタッフをマネジメントするといったことや、バーチャルコンテンツとして、例えばお試し動画講義を配信する際も同様に、講師の方との講座づくりや動画撮影・編集・配信までの段取りを担うことも大切な仕事です。また、ゆくゆくは、マーケティング活動を行っている最中に、ユーザー獲得に必要な商品改善案などを社長や事業に根気づよく提案していくといったことも求められてくるでしょう。そして目指すは、コンスタントにユーザー獲得が可能になる同社ならではの最も効率の良いマーケティングの勝ちパターンを築き、事業活動の軌道に乗せること。半年間でここまで行けたら、立派なマーケティングのプロフェッショナルです!

得られる経験 ・教育業界、とりわけ資格試験対策市場における「学び」に対する具体的なニーズや課題などを構造的に実感する経験。また、それらに対するソリューションを自ら考え導き出す経験。
・リアルとバーチャルを組み合わせたコンテンツマーケティングの戦略立案から実行するまでを一気通貫して行うことで、EdTech系スタートアップの立ち上がり期ならではの「ユーザー獲得」の経験
対象となる人 ・将来、教育×ITのテーマで起業や事業開発を行いたいと思っている人
・学びのスタイルや教育業界を変えたいと思っている人
・トライ&エラーが繰り返されても情熱をもって諦めず楽しみながら仕事に取り組めるメンタリティを持っている人
・マーケティング(特にコンテンツマーケティング)に興味関心がある人
事前課題 1 資格試験市場と企業研修市場の現状(市場規模、プレイヤー、トレンドなど)を分析し、
どのような状況かについて考察する。
2 資格スクエアの既存サービスを説明し、強み・弱み、機会・脅威を分析してください。
3 そのうえで、今後、どのような施策を取れば資格スクエアの知名度を飛躍的に上げることができるかを考えて下さい。
※課題はPPTにて作成し、上記1~3の内容を含むファイルを使ってプレゼンテーションできるようにしてください。
期間 6ヶ月間以上(担当コーディネーターとご相談ください)
勤務条件 【勤務頻度】
学期中:週3日以上
休暇中:原則、週5日フルタイム
【勤務時間】9:00~21:00(応相談)
*担当コーディネーターとの面談の際に、勤務条件に関しては随時相談をして決めます。
勤務地 主に内幸町および溜池山王
活動支援金 活動支援金および交通費実費支給(詳細は担当コーディネーターへ)

受入団体紹介

キャリアを創る場所となり、誇りを持って働く人を増やす

あらゆるキャリアを創ることのできる場(square)を、すべての人に公平(square)に提供し、誇りをもって働くことのできる人を増やすことを目的に誕生した同社のWEBサービス「資格スクエア」に象徴されるように、同社では、教育の機会均等、教育格差の是正をミッションとして事業活動を展開しています。ゆくゆくは資格対策事業のみに限らず、若者のキャリア教育などに事業の幅を広げていくことも視野に入れ、生まれた地、親や家族の収入にかかわらず、すべての人が何かのキャリアを思い描いたときに利用できるインフラとしての存在価値を高めるべく、日々の事業を推進しています。

株式会社サイトビジット
■事業内容:
資格試験のオンライン対策提供事業「資格スクエア」の運営
新規資格試験の策定、運用、コンサルティング
■設立:2013/4/24
■代表者:鬼頭政人
■従業員数:4名
■資本金:20,500,000円(資本準備金含む)
■売上高:非公開
■HP:http://sight-visit.com/index.html

経営者・スタッフ・インターン生からのメッセージ

「勉強」を変え、人を変える方、求ム!

昨今、教育のオンライン化が叫ばれていますが、実はまだまだ教育の形は
旧態依然のままです。江戸時代に寺子屋で読み・書き・そろばんを教わっていた時代から、「対面」をメインに勉強する形は殆ど変わっていません。これまでも「イーラーニング」と呼ばれる形で授業をオンラインで見ることはされてきましたが、それは所詮「リアルの劣化コピー」に過ぎませんでした。「リアル」が時間的、金銭的に適さないから「やむなく」オンラインで勉強する、というのが人々の意識だったのです。

しかし、「教室に行き、先生と会い、その場で勉強する」というこの人々の意識自体が変わろうとしています。まさに今、時代は転換点に差し掛かっているのです。それは、通信インフラの整備やスマートフォンの普及といった数年間の刹那的な現象の話ではありません。より長い目で物事を見れば、全てがインターネットでつながっていくという文脈の中で、旧来より形を変えず残っていた「勉強」がとうとうその姿を変え、人々の意識そのものが変わるときに来ているのです。

身近な現象で言えば、恐らく5年以内に大学入試センター試験が姿を変え、オンラインテストに向かっていきます。そして、それをきっかけに、堰を切ったようにすべての試験はオンライン化されるでしょう。試験が変わることで勉強の形も当然変わり、リアルはオンライン学習の補助輪となるでしょう。弊社は、人間にとっての基礎的なインフラである「勉強」の形そのものを変える事業を営んでいます。
人間は「学習」のスピードで動物との差別化をつけてきた生き物です。人間を人間たらしめているのは「学び」だと言ってもいいでしょう。「勉強」を変えることは人間を変えることにつながるのです。

是非私と一緒に「勉強」を、そして人々の意識を変えていきましょう。


●インターン生に与えられる無限の活躍の場

弊社は現在正社員わずか4名(2015年4月時点)。インターン生には誰かの「補助」ではなく、事業の「柱」になってもらうことを求めます。主体的に動かないと何も生まれないし、何も成長しません。待っていて与えられるものはないと思ってください。インターン生といっても、「部下」ではなく「同僚」であり「同志」です。互いに切磋琢磨しあえるような方に参加していただきたいと思います。皆さんの貴重な時間を投資してもらう以上、それ以上のリターンを返すのが我々の役目でも
ありますので、精一杯ストレッチして、見違えるほど成長してください。お会いできるのを楽しみにしています。

代表取締役 /  鬼頭政人
1981年4月 誕生
2000年3月 開成高校卒業
2004年3月 東京大学法学部卒業
2005年11月 司法試験合格
2006年3月 慶應義塾大学法務研究科 卒業
2007年9月 司法修習終了 弁護士登録(旧60期)
2007年9月~2010年10月 石井法律事務所 勤務 企業間紛争、民事再生、相続、離婚案件などに携わる
2010年11月~2013年12月 株式会社産業革新機構 勤務 投資チームにおいて大型企業再編、ベンチャー投資、中小企業投資に携わる
2013年4月 株式会社サイトビジット設立 業界初の仕組みを取り入れた「資格スクエア」をリリース

■スタッフ/インターンの一言

目的意識と熱い気持ちを持った方にとっては自分を成長させるとても良い会社
インターン生(東京薬科大学薬学部3年)/ 越智 奈津子
ライター職として採用され、現在は自社メディアのコンテンツの企画・記事の執筆等が主な仕事です。応募した動機は、学生のうちからライターとしての実績を積みたかったというところにあります。しかしながら、インターンを始めた当初は自分の文章力や仕事に段取りをつけてこなしていくことに自信がなく、不安な日々が続きました。そういった中でも小さな疑問でも真摯に答えてくれる直属の上司、そして周りの社員の方々からのサポートのおかげで日々多くのことを学ぶことができています。今では初めて任される業務でも好奇心を持って楽しみながら取り組めるようになりました。ベンチャー企業でのインターンは今回が初めてですが、各人が専門知識を持ちより、アイデアを目に見える形にしていく過程は刺激的で貴重な経験となっています。目的意識と熱い気持ちを持った方にとっては自分を成長させるとても良い会社であると思います。

ここで得る経験は人生にとっても大きな糧
インターン生(専修大学ネットワーク情報学部3年)/ 多田 力
私が2年生の冬にインターンに応募してからもう4ヶ月目に入りました。将来自分が働きたいと思っていたエンジニアの現場について全く知らなかったので、大学で学んだ事を活かしつつ実際の現場も見て見たいと思ったのが応募の理由です。実際の現場ではエンジニアの先輩や上司の方が丁寧に業務を説明してくれ、分からない所はちゃんとフォローして下さったので安心して仕事が出来ました。それだけでなくまだ3ヶ月程度のインターン生の僕に新しい企画(アプリ開発)の仕事も全面的に任せてもらうことが出来ました。こうしたフットワークの軽さもベンチャー企業ならではだと思います。とても流れの速い会社なので色々な経験が出来ますし、ここで得る経験は人生にとっても大きな糧になると思います。

ETIC.の担当スタッフから一言

同社WEBサイトに加え、下記の鬼頭社長が手掛ける東洋経済オンラインの連載記事をよく読んでおこう!
http://toyokeizai.net/category/shidoshitsu

本プログラムへの参加に関心がある方は、まずはインターンシップ活用セミナーにご参加ください。

(過去にインターンシップ活用セミナーに参加したことが
ある方は個別キャリアコーチングにご参加ください。)

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