受入企業情報

アフリカのエイズ孤児を笑顔に
エイズ孤児支援NGO・PLAS
2011/12/08 更新
14秒に1人増え続けるエイズ孤児。アフリカで住民と共につくる事業。
これまでケニア、ウガンダで320人の子どもを就学させ、8000人以上にエイズ予防教育を提供。さらなる事業の拡大・加速を目指し、個人寄付の拡大や広報、マーケティング調査などを担っていただきます。

募集要項

◆深刻化するエイズ孤児の問題
エイズ孤児とは片親、または両親をエイズで失った18歳未満の子どもを指します。 エイズ孤児は、2009年の時点で、全世界でおよそ1660万人にもなると言われ、そのうち約9割がサハラ以南のアフリカ地域に存在します。エイズ孤児は現在も増え続けており、14秒に一人、増え続けています。

◆差別がエイズ孤児を苦しめている
そして、HIV/エイズやエイズ孤児に対する差別や偏見が大きな問題となっています。引き取り先で、差別や偏見によって学校に行かせてもらえなかったり、家事手伝いを強いられたり、食事は残り物しかもらえないこともあります。また学校へ行くことができないことで、HIV/エイズの正しい知識を得ることができず、HIVに感染してしまう危険性も高くなります。このようにエイズ孤児がエイズ孤児を増やしてしまうという悪循環があるのです。

◆プラスの活動
プラスはこれまでケニアとウガンダの3つの小学校と3つの地域で活動を展開してきました。
エイズ孤児が多く通う学校の支援活動ではこれまで新たに320名が就学しました。教育を受けることで、エイズ孤児たちの可能性が広がります。けれども、教育を受けられず、エイズについて知ることがなく感染のリスクが高まったり、字の読み書きができないために、将来仕事に就く事が難しくなったりするケースが後を絶たないのが現状です。また、8000名以上の地域住民へエイズ啓発(エイズ予防教育等)を提供してきました。これは、地域でのHIVの蔓延を防ぎ、エイズ孤児の増加を抑えたり、HIV/エイズについて正しい認識と知識を住民に持ってもらうことで、エイズ孤児への差別を解消することが目的です。

◆私たちが大切にすること
私たちは以下の2つの事を大切にして現地で活動を行っています。

・地域と共に活動し、住民の自立を優先します。
プラスは、何かを「あげる支援」ではなく、地域住民と共にエイズ孤児の居場所を「つくる支援」を行います。住民の自立を優先して事業を行うことで、プラスがいなくなっても地域の住民が活動を続けられるようになるのです。

・地域で子どもたちが育つことを大切にします。
地域の中で差別をされ、居場所を失ったエイズ孤児。プラスは地域に働きかけ、地域の人々と共に活動することで、地域の中に居場所を作っていきます。
エイズ孤児支援NGO・PLAS 小学校

▲エイズ孤児が多く通う小学校の支援を行っています。

エイズ孤児支援NGO・PLAS 妊婦

▲エイズについての啓発活動を提供。病院では多くの妊産婦や乳幼児のお母さんが参加しています。

期待する成果 ●現地の事業を加速、拡大させるための寄付拡大のためのイベントの企画、運営、報告までの一連の活動に貢献すること。
●寄付に関するマーケティング調査。支援者分析。データベース構築、メンテナンス。
●与えられた課題や仕事だけでなく、組織の課題やニーズを捉え、それに取り組むチャレンジ精神を期待します。
仕事内容

広報・資金調達(ファンドレイジング)事業

個人寄付拡大を目指してマーケティングに基づくプロモーションを仕掛けていく人材を求めています。団体のミッションや成果、今後の活動についてどのように、どんなツールを使ってメッセージを発信していくかを、また、プロモーションをどう資金調達につなげていくかをプランニングからスタッフと共に手がけていただきます

得られる経験 ・エイズ孤児問題へ貢献する経験。
・プロジェクトマネージメントのスキル。
・NPO・NGOの現場間を肌で感じることができます。
・志高い、熱い仲間ができます!
・NGOがどう成長していくか、組織を作っていく過程を肌で感じることができます。
対象となる人 ・プラスの理念に共感できる方
・エイズ孤児やアフリカ、国際協力に興味がある方
・NGO、NPO、社会起業に興味がある方
・基本的なPCスキル(PCを使った作業が多く、ブラインドタッチやMS Word、Excel、Power Point等が一定程度使えるスキルが必要です。)
・代表の右腕になる意気込みのある方
・事業の立ち上げに興味がある方
・責任感のある方
事前課題 ●課題1
プラスで実現したい事、それに対して自分がどのような貢献ができるのか。
(A4一枚)
●課題2
プラスのメールマガジンを購読し、メールマガジン購読者を増やすためのプランを作成し、プレゼンテーションしてください。その際、目標(新規購読者数、達成までの期間)を自ら設定してください。
(Microsoft Powerprointを使用。10分ほどのプレゼンテーションを想定して作成してください。)
期間 6カ月以上。それ以上も大歓迎。
勤務条件 【勤務頻度】
休暇中:週5日
学期中:週2~3日
勤務地 東京都品川区上大崎3-14-58クリエイト目黒2A
活動支援金 なし(交通費は支給)

受入団体紹介

14秒に1人増え続けるエイズ孤児、未来につづく笑顔を支える

エイズ孤児支援NGO・PLASは、エイズ孤児が直面する問題の改善に取り組む国際協力NGOです。ウガンダ共和国、ケニア共和国でエイズ孤児の教育支援活動やエイズ啓発活動などを行っています。

◆ミッション 私たちの使命
HIV/エイズによって影響を受ける子どもたちが笑顔でいられる社会を実現する。

◆バリュー 私たちが大切にすること
・地域で子ども達が育つことを大切にします。
・地域と共に活動し、住民の自立を優先します。
・前向きにチャレンジし、成長しつづけます。
・人とのつながりを大切にし、お互いを尊重します。

◆事例からみるわたしの支援のバリュー ~ウガンダブレスド小学校の場合~
○地域と共に
2005年、学校には木材をただ組み上げた隙間だらけの教室しかなく、雨が降ると授業ができなくなってしまう状でした。そこで2006年春から、プラスは教室の全面改築を実施し、約1年半の支援で5つの教室を改築。この学校建設には地域から多くの住民がボランティアで参加。地域の大工さんも建設にボランティアで協力しました。

○自立を優先
プラスは建設と同時に、学校と共に、自立した学校経営、運営を目指して、様々な取り組みを行いました。会計帳簿をつける習慣づけから始め、学費の設定や学校の広報について等のアドバイスなど。そして、ブレスド小学校は、エイズ孤児でない生徒からは一定の学費を徴収し、エイズ孤児は無料で通える学校として運営を始めたのです。

学校の運営能力が向上した結果、事業開始当時87名だった生徒が現在は187名(うち、エイズ孤児55人)まで増加。さらにプラスの支援を受けずに学校が独自で教室を増築し、教室数は8教室まで増えました。

○地域で子どもたちが育つ
そして2010年現在では、エイズ孤児の引き取り家庭からも理解が徐々に得られ、エイズ孤児を抱える一部の家庭は、一般家庭からの学費の半額を上限にして、払える分だけ学費を納めています。これは、支援開始時には考えられなかったことです。

「うちで引き取っていたエイズ孤児を、学費無料のこの学校に通わせよう」と考えていた家庭や、「校長から『エイズ孤児に教育を受けさせるように』と説かれたので、無料だし通わせている」と考えていた家庭が、現在は学費を負担し、エイズ孤児たちに教育を受けさせるための学校に通わせ続けているのです。

主な活動内容は以下。

◆教育支援事業
○ウガンダ:BMTC小学校建設事業
・地域について
ルウェロ県は、1980年代に国内の混乱の中で、多くの住民が同じウガンダ人により虐殺され、財産や家畜を奪われた上に、子どもが少年兵や性的搾取の犠牲となった悲惨な経験を持つ地域。現在も、エイズ孤児をはじめ、多くの子どもが満足に教育を受けられないのが現状。
支援先について 地元住民によって設立された小学校、Basajjansolo Memorial Training Centre(通称BMTC小学校)。幼稚園も併設。将来的には、生徒を増やし、中等教育を受けることができなくても職を得たり、自分たちで職を創出したりできるよう、小学校高学年から職業訓練をカリキュラムに組み込み、職業訓練所を併設する予定。学校でのこのような取り組みは地域にも例に見ない、とてもユニークな試み。
・私たちの支援
5教室の建設を実施。また地域住民、生徒らへのエイズ啓発も同時に実施。
・活動地域
ウガンダ共和国ルウェロ県ガルウェロ地域
・支援期間
2008年8月~2013年3月

○ウガンダ:ブレスド小学校建設事業
・地域について
ウガンダ首都のカンパラ郊外にあるスラムで、多くのエイズ孤児を抱えている。小学校が足りておらず、多くのエイズ孤児が教育を受けることができていないのが現状。
支援先について 地域住民によって設立された私立小学校。この学校は孤児と非孤児によって構成されており、エイズ孤児をはじめとする孤児は学費の免除などの優遇を受けることができる。地域でも質の高い教育を提供していると評価されている。また、引き取り先のないエイズ孤児は学校で引き取っている。
・支援の成果
教室の全面改築を行い、支援当初80名だった生徒は180名に。また、地域住民、生徒らへのエイズ啓発も実施。
・活動地域
ウガンダ共和国ワキソ県ナブウェル地域
・支援期間
2006年1月~2007年11月

○ケニア:マシワ小学校農業事業
・地域について
ウクワラ区の人口は約2万人で、そのうち約7000人が孤児、約3000人が60歳以上。さらに、孤児の約64%が60歳以上の高齢者によって世話をされているという状況。一家庭で10人以上の孤児を世話していることも少なくなく、エイズの蔓延により、エイズ孤児が増え、孤児の受け皿が不足しているのが現状。
・支援先について
マシワ小学校は農業が可能な土地を学校が所有しており、農業用水が地域から無料で供給されるため、学校で農業を営み、農作物の販売収益をエイズ孤児の制服代やテスト代に充て、エイズ孤児支援を行っている。
・支援の成果
農業による就学支援を行い、14名に制服を支援し、残りの農作物は給食に使われた。また、農業事業をステップに、その後マシワ小学校が主体的にケニア政府からエイズ孤児支援のための大規模な資金援助を獲得。それにより60名以上のエイズ孤児の制服や生活用品、教科書などの支援を実施。また支援後、生徒の成績が向上し、2010年県内のモデル校に指定され、教室の建設の支援を獲得。学校の主体的なエイズ孤児支援策を受け、プラスは2009年9月に支援を終了。
・活動地域
ケニア共和国ニャンザ州ウゲニャ県ウクワラ郡ウクワラ区
・支援期間
2007年1月~2009年9月

◆エイズ啓発
○ケニア:ウクワラ母子感染予防事業
・地域について
支援対象地域の人口は約6万人。この地域は、ケニアの中でもHIV感染率が非常に高く、ケニア全体でHIV感染率が約8.3%なのに比べて、この県はなんと38.4%。この地域では、およそ二人に一人の妊産婦が、病院に来て初めて母子感染について知るという現状があり、母子感染自体を知らない人が多いことが指摘されている。
・私たちの支援
地域のリーダーに対して、HIV/エイズや母子感染予防についての研修を行い50名の啓発リーダーを育成。啓発リーダーたちは、4、5名程度のグループを組み、地域で妊娠適齢期のカップルや夫婦、住民らに対して、啓発活動を実施。事業終了までに、累計37000人の住民に啓発活動を提供するのが目標。
・活動地域
ケニア共和国ニャンザ州ウゲニャ県ウクワラ郡
・支援期間
2008年11月~2014年3月

エイズ孤児支援NGO・PLAS チャリティ

▲国内では啓発キャンペーンやチャリティパーティーなどのイベントを行っています。

エイズ孤児支援NGO・PLAS
■事業内容:
主な活動内容は以下。

◆教育支援事業
○ウガンダ:BMTC小学校建設事業
○ウガンダ:ブレスド小学校建設事業
○ケニア:マシワ小学校農業事業

◆エイズ啓発
○ケニア:ウクワラ母子感染予防事業
■設立:2005/12/1
■代表者:門田瑠衣子
■従業員数:日本事務局3名、ケニア事務所3名(うち2名現地採用)
■HP:http://www.plas-aids.org/

経営者・スタッフ・インターン生からのメッセージ

アフリカの人々と共に、変化を起こす

「一生に一度はアフリカに行ってみたい。」
いつしかそんな思いを持つようになり、ボランティアとしてケニアの地を初めて踏んだのは、2005年春の大学院生時代でした。
ローカルNGOの活動にボランティアとして参加をし、その活動の中で、HIV/エイズや貧困、医療や教育が行きとどかない現状に、大きなショックを受けました。

しかし、私の心に印象的に残ったのは、暗いアフリカの側面ではなく、地域をなんとか変えようと奔走するアフリカの人々と、過酷な環境の中でも屈託のない笑顔を見せる子どもたちの姿でした。

アフリカの人々に魅せられて、同年の8月、再び私はケニアを訪れました。
子どもたちの現状を知りたいと訪問した孤児院には、ベッドにずらりと並んだ赤ちゃんたちが待っていました。その子どもたちの多くは、エイズによって親を亡くした、エイズ孤児だったのです。

「まずは自分にできることから始めよう。」
そう心に決めて帰国をしました。

帰国から3ヵ月後、同じような思いを持った同世代の若者と出会い、2005年12月、日本で初めてのエイズ孤児支援に特化した団体として、エイズ孤児支援NGO・PLASを設立しました。

エイズ孤児の問題は深刻であるにもかかわらず、これまでなかなか目を向けられてきませんでした。
HIV/エイズは大人の問題、感染者や患者をどうケアするのかという問題とされ、その先にあるエイズ孤児にはなかなかスポットが当たることがありませんでした。

「勉強をしたい!」「将来は学校の先生になりたい!」と夢を語る、多くのエイズ孤児に出会い、それと同時に、差別や偏見にさらされ、教育を受けられず毎日水汲みに行き、食事も残り物、場合によっては引き取り先さえないという彼らを取り巻く厳しい現実を目の当たりにしてきました。
どうすれば彼らの夢や可能性を開花できるのだろうか。
私たちはそのヒントを地域の中に見つけました。
地域に根深いHIV/エイズへの偏見がある一方、「エイズ孤児に教育を」「エイズ孤児が笑顔でいられる地域を作りたい」そんな思いを持った住民たちがいたのです。
プラスは、彼らと手を取り合い、共にエイズ孤児支援に邁進します。

これ以上のHIV/AIDSの感染拡大を防ぎアフリカの危機を共に乗り越えるために、そして何よりエイズ孤児のために、私たちと共に挑戦してくれるインターン生を待っています!

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA

エイズ孤児支援NGO・PLAS代表理事 /  門田瑠衣子
1981年熊本県生まれ。2006年、武蔵野女子大学人間関係学部卒。明治学院大学大学院国際学修士課程修了。フィリピンの孤児院や国際協力NGOでのボランティアを経験し2005年、大学院在学中にケニア共和国で現地NGOでボランティア活動に参加。それをきっかけに、2005年にエイズ孤児支援NGO・PLASを立ち上げ、同団体事務局長を経て、現在代表理事を務める。

■スタッフ/インターンの一言

熱い思いで活動できる方を歓迎します!
国内事業部長/ 小島美緒
団体設立から5年がたち、アフリカでの活動が拡大する中、国内においてもより多くの方に活動を紹介し、エイズ孤児支援の輪を拡大していく必要があります。インターンとスタッフが二人三脚で成長していけるよう、共にがんばりましょう!一緒に楽しく、そして時には共に悩みながら、熱い思いで活動できる方を歓迎します!

ETIC.の担当スタッフから一言

本プログラムへの参加に関心がある方は、まずはインターンシップ活用セミナーにご参加ください。

(過去にインターンシップ活用セミナーに参加したことが
ある方は個別キャリアコーチングにご参加ください。)

参加者満足度98%の名物セミナー・インターンシップ活用セミナーの詳細はこちら(参加無料)